レッスンプロ

子供がゴルフを始めて約3年、その間に5人のインストラクターと接触する機会がありました。3人は大手室内練習場の社員インストラクター、それ以外にゴルフ場に所属する元ツアープロとLPGA所属のレッスンプロです。雑感風になりますが、室内練習場の社員インストラクターは休みを取ったりする場合にはほかのインストラクターに交代するだけあって指導方針には共通点があり、その点では安心感があります。しかしながら月単位でのレッスンになることから長期的にスイングを構築する、という視点は感じられません。長くいても入ったばかりでも、その時の最大の弱点を修正する(スライサーなら捕まえる動きを教える、とか、体重移動ができていなければ一本足打法で素振りをやらせるとか)ことの連続になりがちです。元ツアープロに関してはいろんな方がいらっしゃるとは思いますが、自分が突き詰めてゴルフと向き合った結果としての現状に対する不満から、レッスンが客商売であることを認めず自分の方法論に固執する(子供に対して物を教えることに向いていない)タイプの指導者でした。LPGAの方は長くジュニアを指導していることから教え方が上手で子供もレッスンに行きたがる傾向にあります。しかしながら試合経験などは不足しており、今後子供が上達していった場合にどこまで指導を続けていただけるかについてはいささか疑問が残る状態です。結局のところ毎日練習場に連れて行きスイングを一番見ているのは親なので、親が勉強するしかないな、と思います。どこまでできるか不安もありますが。

子供の指導をするにあたって「 我が子をプロ・ゴルファーにする方法 後明正潤著 」が参考になっています。