ライフサイクルとアセットアロケーション

過去2度大きなアセットアロケーションの変更をしました。1度目は結婚した時、住宅の購入に向けて資産配分に不動産を加えました。J-REITを投資対象に加えて、住宅購入の頭金に充てようとしましたが、上手いこと価格上昇しまして、借入金を抑えることができました。2度目が家計の働き手が減った時、グローバル株式の配分を60%から30%に減らしました。結果としてグローバル債券の比率が高まりましたので、国内社債ソーシャルレンディング投資を始めました。

20代 株100%

30代 株50%、不動産50%

40代以降 株30%、不動産30%、債券40%

と推移してきました。現在は働き手一人と資産運用でやりくりしていますが、将来資産運用のみになった場合には株20%、不動産30%、債券50%にしようと思っています。

長期アセットアロケーションに加えてオーバーレイを行っていますが、オーバーレイは各資産ごとに5割増し、5割減までにしてオーバーレイで長期的な期待リターンを毀損しないようにしています。リスク資産が上昇するときにはなるべくそれについていき、下落局面ではなるべく損失を小さくすることを目的としていて、比率をゼロにしたりショートしたりはしないようにしています。長期的に期待リターンがプラスであることが資産運用の要点ですから。