NBA バトラーシクサーズへ

日本時間15日にバトラーがシクサーズで初登場、シクサーズのヤングコアがバトラーに遠慮したのか格下のマジックに敗れる苦いスタートになりました。32分で14点、マジックのダンクコング・ゴードンにマッチアップして17点失点とやや物足りないスタッツでした。あのレブロンですらレイカーズで負け越しスタートですから致し方なし、前のドラ1フルツがベンチに回ってウィルソン・チャンドラーがスタートになっていましたが、トレード期限に向けて追加的な補強がありそうです。

グリズリーズのWatanabeeも2回目のレギュラーシーズン登場、しかもアウェイのバックス戦で日本人選手とGreek Freakアンテトクンポが同じコートに立っている姿は感動的でした。おそらく渡辺雄太は攻撃のラストオプションなのでしょう、リバウンドで頑張って速攻走ってもセットプレーになるとほぼボールが回ってきません。PGコンリーとのピックプレーでフリーになった3ポイントがエアボールだったからなぁ。

株式市場の調整局面

日経平均が800円ほど下落して21200円水準になってきました。今期予想基準でもPERが12倍強にまで下がってきましたので適正水準です。24500円から3000円強下落しましたので値幅的にも1月以降の調整局面と並んできました。海外市場の動向もありますので短期的にはどんな動きをするかわかりませんが、ここからは徐々に日柄調整に入っていくのではないかとみています。半年かけて上昇した分を2週間ですべて失う、恐怖に支配された下げ局面の特徴的な動きですね。流動性が低い小型株の下げがきついのも典型的です。あとはコメンテーターがあきらめ顔で下げの理由をうまく説明するようになると反転でしょう。

NBA シーズンインプレッション

シーズンイン後どのチームも3試合ほど経過して、事前情報との違いが目に付いてきました。レイカーズはロケッツとの乱闘騒ぎ見ていると戦う集団になろうとしているとポジティブ、なんとかプレーオフにまで進出してほしいものです。それ以外ウエストは下馬評通りの印象、ことしも40勝半ばがプレーオフ進出の目途になるレベルの高い展開ではないでしょうか。イーストはセルティクスがスーパーチームになりつつありますね、GSが5人のオールスターを擁していますが、ボストンもカイリー、けがから復帰のヘイワードに加え、センターのホーフォードもオールスターですし、将来のオールスター候補であるテイタムとブラウンを合わせればとてもディープな布陣になっています。コーチもメンター的なカーとカレッジバスケ風のブラッド・スティーブンスと対照的で、ファイナルで当たるととても興味深い戦いになりそうです。レブロンのいないファイナルでも楽しみです。

ふるさと納税 茂原市 ムーンレイク茂原 PGM

ジュニア料金があり平和の株主優待券が使えることでいつもお世話になっているムーンレイク茂原ですが、茂原市へのふるさと納税で利用券が入手できます。これまで返礼率50%でしたが、11月1日から一時的に募集を停止するとのことです。再開時期は未定で、最近の流れからすると返礼率が低下することも予想されます。ご注意ください。 委細は ふるさとチョイス でご覧ください。 https://www.furusato-tax.jp/product/detail/12210/245013

 

ライフサイクルとアセットアロケーション

過去2度大きなアセットアロケーションの変更をしました。1度目は結婚した時、住宅の購入に向けて資産配分に不動産を加えました。J-REITを投資対象に加えて、住宅購入の頭金に充てようとしましたが、上手いこと価格上昇しまして、借入金を抑えることができました。2度目が家計の働き手が減った時、グローバル株式の配分を60%から30%に減らしました。結果としてグローバル債券の比率が高まりましたので、国内社債ソーシャルレンディング投資を始めました。

20代 株100%

30代 株50%、不動産50%

40代以降 株30%、不動産30%、債券40%

と推移してきました。現在は働き手一人と資産運用でやりくりしていますが、将来資産運用のみになった場合には株20%、不動産30%、債券50%にしようと思っています。

長期アセットアロケーションに加えてオーバーレイを行っていますが、オーバーレイは各資産ごとに5割増し、5割減までにしてオーバーレイで長期的な期待リターンを毀損しないようにしています。リスク資産が上昇するときにはなるべくそれについていき、下落局面ではなるべく損失を小さくすることを目的としていて、比率をゼロにしたりショートしたりはしないようにしています。長期的に期待リターンがプラスであることが資産運用の要点ですから。

資産運用 ≒ 育児

資産運用と育児は似ているなー、とよく思います。資産運用にはボラティリティーというリスクと期待リターンがあります。育児には費用と時間が掛かりますがプロセスに喜びと子供の成長があります。資産運用はリスク制約の下でリターンを最大化しようとしますが、育児は時間と費用の制約下で子供の未来の可能性を最大化しようとします。資産運用は基本的な勉強と継続的なリサーチが必要となりますが、育児には家庭環境の維持と子供の適性に合わせた教育が必要です。資産運用は長期的なアセットアロケーションに基づいて行いますが、育児は長期的なビジョンに基づいて習い事や学校選択をしていきます。資産運用の成果は第3の働き手が家計に現れることで、育児の成果は子供が大人になって自己実現することで、もしかしたら金銭的にも恵まれるかもしれません。ともに共通することは、資産運用の期待リターンはプラスで子供は将来大人になることです。また、間違いだとわかったら早めに撤退することが大事なことも似てますね。

共働き家庭の家計管理

資産運用するには資金が必要で、それはもらうかためるしかありません。相続や贈与でもらえるラッキーな方はすぐに積立投資を始めましょう。貯めるしかない方は家計管理をして残額を積立投資しましょう。

マクロ経済の開放経済理論ではパレート最適と呼ばれる考え方があって生産性が低い国は付加価値の低いサービスを提供することで生産性が高い国の低付加価値サービスを代替し、トータルで見て全体の成長に寄与するという救済が与えられます。家計に働き手が一人の場合、専業主婦が現金化不可能な家事育児を担当し働き手の面倒を見ます。これはその時点での最適化で、もちろん向き不向きもあるでしょうが、専業主婦もストレスの多い社会生活を回避し、子供が小学生までのゴールデンタイムを占有することができました。現在では働き手が一人では家計の金銭制約が高くなってしまうため共働きが標準化されており、それに対する最適化を考えなければなりません。ここで働き手2人がそれぞれ独立会計を行う場合は生産性の格差が家計にかかるサービス提供に与えないため旧来の役割分担(男は仕事、女は家事)が優先され、それでうまく回る場合は良いでしょうが、多くの場合は女性側が家事のワンオペに陥り不満が貯まることになります。そこでおすすめなのが家計を一元管理して資産運用のみ別会計とすることです。家計に対する資金提供を税引き給与の一定割合とし、家計の支出はそこから支弁する一方個人の支出は個人の財布から行い残余額を資産運用に回す、方法です。日本の税制は家計ではなく個人に対して設計されていますので、iDECOふるさと納税など所得控除は個人単位でなされます。個人の裁量的支出である小遣いを夫婦でも制限するとけんかの元でしょうから少し多めに家計に

家計の年間支出 600万として家計所得750万の場合、

働き手① 税引き後所得500万

働き手② 税引き後所得250万

として家計には余裕をもって630万支弁、比率は2:1(420万と210万)。残余額の80万と40万をそれぞれ運用。iDECOやNISAを使えばそれぞれ非課税で運用できます。年間支出の予算に対して支出が下回った場合は支出を管理する側が自分の資産運用に回す(支出が580万で済んだ場合は残額の50万をたとえば奥さんが支出の管理をしている場合自分の40万に加えて運用する、支出を減らすことのインセンティブですね)と効率的です。残余額を運用に回すか小遣いに回すかはそれぞれの自由ですので、万が一離婚する場合にはそれぞれの資産額が異なることになりますね。一方で家事はどうしても発生しますので、家計への支弁比率の逆数で家事を行うことにするとよいと思います。家事の内容にも得意不得意があるでしょうから、お互い話し合って家事それぞれでかかる時間を計算し、その合計がこの場合①:②=1:2になるようにすると不満感は少ないと思います。