資産運用 ≒ 育児

資産運用と育児は似ているなー、とよく思います。資産運用にはボラティリティーというリスクと期待リターンがあります。育児には費用と時間が掛かりますがプロセスに喜びと子供の成長があります。資産運用はリスク制約の下でリターンを最大化しようとしますが、育児は時間と費用の制約下で子供の未来の可能性を最大化しようとします。資産運用は基本的な勉強と継続的なリサーチが必要となりますが、育児には家庭環境の維持と子供の適性に合わせた教育が必要です。資産運用は長期的なアセットアロケーションに基づいて行いますが、育児は長期的なビジョンに基づいて習い事や学校選択をしていきます。資産運用の成果は第3の働き手が家計に現れることで、育児の成果は子供が大人になって自己実現することで、もしかしたら金銭的にも恵まれるかもしれません。ともに共通することは、資産運用の期待リターンはプラスで子供は将来大人になることです。また、間違いだとわかったら早めに撤退することが大事なことも似てますね。