中学受験とゴルフ練習2

首都圏ではポピュラーな中学受験、全体では3割程度ですが地域によっては2月1日はクラスの半分以上が欠席します。1月から埼玉、千葉と入試が始まるので、年が明けると学校に来ない小学生もぽつぽついます。

中学受験は小学校で習わない内容が出題される、という意味で地方出身の人間にとっては大学受験と同じくらい大変に思われます。上位校でも合格得点ラインは60%内外、倍率も3倍近いものがあります。

学校で習わない内容が出る、ということは大手塾でスクーリングを受けるのが効果的で、大学受験のスクーリングが減ってネットに移行している中でも中学受験はスクーリングを行うサピックス四谷大塚日能研早稲田アカデミーが首都圏では4強になっています。

小4に上がる直前の2月から中学受験講座が始まり、小4で週3回、小5で4回、小6は週5回塾で授業を受けます。小6はテストも多く、実質週6のイメージです。前回の記事で1万時間の法則を紹介しましたが、中学受験の準備は小学校で週5日計25時間授業を受けるのに加え、塾で15時間の授業、授業の準備と宿題でさらに25時間程度の対応が必要となります。合計で週に65時間、3年150週で1万時間に近いものになります(ちょっとこじつけですね)。

ゴルフ部のある中学もいいなと思いますが、塾と練習の両立は厳しいです。特待レベルに達していないジュニアゴルファーの親御さんはどうなさるんでしょうか、正直悩んでいます。